理系の人間はなぜ真面目なのか

こんにちは弱小エンジニアのいすいです!

本日は多くの人を敵に回しそうなテーマとなってますが、

長年の疑問にようやく答えが見つかったので、整理も兼ねて書き残させてください。

99%持論ですがお付き合いを笑

 

理系って真面目な人が多い

私は学生の時、理系の学部にいました。

その時、自分を含め周りの環境を見て思っていたこと、それは、

理系って真面目すぎませんか?😟

すごく勉強できて頭の良い人のはず(自分は優秀ではなかったですが、、)なのに、

普段の会話が真面目なんですよね。

もちろん、それは素晴らしいことだと思います。

真面目な人が結局、出世していくとおもいます。

でも多くの人が真面目すぎる故に、多種多様な人との交流機会を逃しているのではないでしょうか。

これが私が長年答えの見つからなかった課題なのです。

科学の理解とユーモアは思考が違う

そこで、最近導き出した結論は、

理解力とユーモアは思考法がまるで違うということです。

あたり前じゃないか!!😡😡😡

と思うかもしれませんが、もう少しお付き合いください。

今までは、勉強ばかりしているから真面目になるのかなと思っていました。

学生は然り、社会人も勉強はしなくちゃいけないですよね。。

そこにジレンマを感じる人もいらっしゃると思います。

でも、実際は「勉強」自体に原因があったのではなく、思考法が違うだけでした。

次のセクションで具体的に説明します。

論理的思考と直感的思考

まず、

「科学を理解すること」は論理的思考

「面白いことをいう」は直感的思考

に分類されると考えます。

直感的は非論理的の意味で使用します。

なんとなく「直感的」がふさわしい気がするので「直感的」を使っています。)

論理的思考と直感的思考がどれだけ違うのかというと、

A = Bという関係が前提にあった場合、

論理的思考は「AだからB」のような考え方をし、

直感的思考は「AだからC」というような考え方をします。

それぞれの特徴をまとめると以下のようになります。

論理的思考:具体的な根拠がある

直感的思考:具体的な根拠はない

それぞれ「物理を理解すること」と「面白いことを言うこと」に当てはめて考えます。

物理を理解すること」は分かりやすいですね。

「重力があるからりんごが地面に落ちる」というような具体的な根拠があり、

AだからB」を突き詰めることになります。

 

ユーモア」は「AだからB」もありますが、「AだからC」も必要になります。

というのは、人は「AだからB」という普通の話を聞いてもあまりおもしろくないのです。

人が面白いと感じるのは「AだからC」というCという予想もしていなかった選択がされた時です。

具体例を示すと、

「早起きしたから散歩する」と言っても面白くはありません。

「早起きしたからもう一度寝る」のほうがどちらかというと面白いです。

(どちらもウケを狙っているわけではないかもですが、)

ここで「早起き」と「もう一度寝る」の関係に具体的な根拠はありません。

しかし、「おい、もう一回寝るのかよ!」とツッコミをしたくなります。

つまりは「理科を理解すること」と「ユーモア」は真逆の思考方なわけですね。

なのに理系の人間は論理的思考を使って会話してしまう傾向にあるわけです。

先に言っておきますが、仕事中は論理的思考をするべきです!

そうでないと、成功もしくは失敗した時の根拠の立ち返りが得られません。

 

理系が論理的思考を使ってしまうのには学問としての性かもしれません。

じゃあ、文系は?ということで、

理系と文系の違いを次のセクションで説明します。

 

 

反復可能な知識と反復不可能な知識

この言葉は最近知った東浩紀さんの言葉を引用しています。

↓ひろゆきが論破された動画です。

こちらによると、

物理、化学、地学、医学、工学、等の「学」のつく分野「何度同じことしても同じ結果が返ってくる」という「反復可能な知識を学ぶこと。

逆に、歴史、思想、言語は「同じことを繰り返しても同じ結果になるとは限らない」という

反復不可能な知識ということ。

つまり、理系は「反復可能な知識」、文系は「反復不可能な知識という大きな分類で分けられるという主張です。

確かに!と思いました。(この動画ぜひ見てみてください!)

この分類を応用すると、「反復可能な知識」は「理解力」を必要とし、

「反復不可能な知識」は「直感力」「暗記」が求められるような気がしてきます。

「反復不可能な知識」はもちろん理解力も求められますが、

横断的に「暗記」はあるとして、

歴史で言えば「感情」、英語で言えば「直感」も必要な気がします。

 

以上を踏まえると理系は学問的に「理解力」を必要とし、

文系より圧倒的に論理的思考力を使うことが多いことがわかりました。

 

つまり「理系の人間はなぜ真面目なのか」の答えは、

「学問的に論理的思考力を使うことが必要で、論理的思考力ではユーモアは生まれにくいから」

です!

 

 

じゃあどうする?

以上から理系の勉強だけをしているようでは「論理的思考力」は鍛えられますが、

「直感的思考力」は鍛えられなさそうです。

一度、他に趣味や遊びに没頭してみたら直感的思考力が身につくかもしれませんね。

 

 

まとめ

結論、理系も文系も勉強している人は素晴らしい!

ただ、理系は学問的に真面目になりやすいということでした。

だから理系が損ということは全くなくて、

このことを知ること、理解しておくだけでも理系の人は自身にとって大きい改革だと思います。

異論は受け付けます笑笑

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コメント

  1. buy anabolic online より:

    Thanks for the good article, I hope you continue to work as well.

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