「まず何をやらないか決めよ」
これは世界をかける名経営アドバイザーマイケル・ポーターの言葉である。
ポータによると、経営戦略はトレードオフだという。
あちらを立てればこちらが立たなくなるというのである。
確かにそうだ。
例えば北海道のセーコーマートは、大手コンビニチェーン「セブン・ローソン・ファミマ」の勢いを完全に跳ね返している。
それは大手チェーン店と違い、セーコーマートは北海道だけで展開し24時間営業に拘らないが、自社製造で高品質かつ安価を実現し、過疎地域にも出店しているのである。
それが大手コンビニチェーンと差異を生み出し、地元民から圧倒的な指示を得ているのである。
1999年出版のポーターの書籍によると次のように述べられている
「日本企業は、『全てのものを、全ての顧客へ』と考えて、お互いに模倣しあい競走して、改善するだけだ。日本企業には戦略がない。日本企業は戦略を学ぶべきだ」
ここに私の持論を付け足すと、模倣してうまく行くのはブルーオーシャンなマーケットのみだと考える。
(もっともレッドオーシャンでも戦略の取り方によってはブルーに変わると思うが)
昨今でいうYoutuberがその典型であり、5〜6年前なら人気youtuberと同じことをすれば売れたのである。
簡単に考えると、全てを求めようとすると一つ一つが中途半端になり、カスタマーの心に刺さらないということだと思う。
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